インフルエンザワクチン接種
ワクチン接種の開始時期は、毎年10月1日頃です。在庫がなくなればワクチン接種を終了するため、早めに予約されることを推奨しています。また、13歳未満であれば2回接種を行う必要があります。1回目の接種から2回目の接種まで2〜4週間程度、間をあけます。そのため、早めに1回目の接種を行いましょう。
予約方法
- 来院予約
- オンライン予約
- 電話予約
料金
成人 | 4,400円(税込) |
小児(13歳以上~) 1回 | 4,400円(税込) |
小児(13歳未満) 2回接種 | 1回につき2,200円(税込) |
上記は血液検査代も含まれています。
インフルエンザワクチン接種の特徴
安全性が高いです
注射針や容器は1回毎の使い捨てのディスポーザブル製品を用いており、手袋を着用して接種を行います。また、検査ごとに消毒したものを用いるなど感染対策を心がけています。
ほとんど痛みを伴いません
注射針の太さは「G」という単位によって表します。数字が大きくなるほど細くなり、注射針が細いほうが痛みを生じにくくなります。予防注射では24G~26G、採血では21G~23Gを用います。通常の注射針は、0.4~0.8mm程度ですが、当院では0.26mmの注射針を用いています。痛点は、1㎜四方に2つ程度ありますが、極細の注射針ほど痛点に触れにくくなります。患者さんの身体への負担を軽減できるように取り組んでいます。
ワクチン接種前に気をつけたいこと
接種対象外となる方
- 1歳未満
- 重度の卵や鶏アレルギーがある
- 当日の体調が優れない
- 当日、37.5度以上の熱がある
来院にあたってのお願い
腕の外側にワクチン接種するため、脱ぎ着しやすい服装で来院しましょう。
18歳以下のワクチン接種
問診票には保護者記入欄があります。保護者と一緒に来院しましょう。
13歳未満のワクチン接種
1回目の接種から2回目の接種まで2〜4週間程度、間をあけます。そのため、早めに1回目の接種を終えられることを推奨しています。 2回接種すると、インフルエンザウイルスの免疫をつけられます。
団体や企業などで接種を希望される場合
職員や社員の方、ご家族の方などが対象となる福利厚生でのワクチン接種を行っています。支払い方法や日程調整など希望がありましたら、お伝えください。
インフルエンザワクチン接種について質問
毎年、ワクチン接種する必要がありますか?
毎年、異なるタイプのウイルスが流行するため、その年ごとに応じてワクチンが開発されています。また、病原体を不活化させたものなので、持続期間は5ヶ月程度といわれています。そのため、毎年ワクチン接種を受けられることを推奨しています。
ワクチン接種をしておいたほうが良い時期はありますか?
接種後、2週間経つと効果が現れ始めて、5ヶ月ほどでピークを迎えます。インフルエンザの流行時期は1月〜3月辺りなので、11月半ば〜12月初めまでにワクチン接種されることを推奨しています。なお、13歳未満のお子さんは、2回接種をしていただく必要があります。1回目の接種から2回目の接種まで2〜4週間程度、間をあけます。そのため、11月初めまでに1回目の接種を受けておきましょう。
ワクチンの4価はどのような意味ですか?
インフルエンザウイルスにはA型とB型があります。4価ワクチンの意味は、A型株(H1N1株およびH3N2株)とB型株(山形系統株およびビクトリア系統株)を培養されていることを表しています。その年ごとに応じてワクチンが開発されています。
ワクチン接種するとどのような効果を得られますか?
感染予防はもちろん、万が一感染しても深刻な状態になりにくいです。発症すると、1週間程度で症状が落ち着きますが、なかなか治らずに肺炎やインフルエンザ脳症、死亡ケースもあります。重症化しやすい人は、基礎疾患をお持ちの方や高齢者といわれています。睡眠不足や疲労蓄積により、免疫力が低下していることが原因です。ワクチン接種しておくと、重症化を防ぐことができます。また、多くの方がワクチン接種を行うと、社会全体の流行を抑えることにもつながります。感染拡大させないために、ワクチン接種を受けておきましょう。
※インフルエンザワクチン接種についての詳しく知りたい方は、厚生労働省の「インフルエンザQ&A」をご覧いただければ幸いです。